ローズマリーの効果効能 | ハーブティー・メディカルハーブ・スパイス

目次

ローズマリーの基本情報

呼び名ローズマリー
学名Salvia rosmarinus (サルヴィア・ロスマリヌス)
和名マンネンロウ(万年郎)
仏名Romarin
科名シソ科
使用部位
チャクラ第4、6

ローズマリーの主な成分と効果効能

主な成分精油、フラボノイド、フェノール酸、カルノシン酸、タンニン
作用抗酸化、消化機能促進、血行促進、利尿、殺菌、去痰、鬱血除去、収斂、弛緩、鎮痙、抗うつ
適応消化不良、鼓腸、腹部膨満感、げっぷ、食欲不振、泌尿器系の毒素排出、気管支炎、病後の回復期の強壮
外用として使用した場合の適応関節痛、瘢痕形成

ローズマリー(ローズマリーティー)の禁忌・注意事項

  • 腎結石の人は使用不可
  • 妊娠中、授乳中の使用は控える
  • まれにアレルギー反応を起こす可能性あり

安全性クラス:1(適切に使用する場合、安全に摂取することができるハーブ)

相互作用クラス:A(臨床的に関連のある相互作用が予測されないハーブ)

BOTANICAL SAFETY HANDBOOK (メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版)

妊娠中(妊婦)・授乳中は飲んでもいいの?

妊娠中・授乳中の使用に関しては、BOTANICAL SAFETY HANDBOOK (メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版)では妊娠中の使用制限はありません。
ただし、ローズマリーの成分が子宮を収縮させる作用があるという研究結果も出ているので、妊娠中は飲むことを避けたほうがいいでしょう。
参考にした研究結果の文献:Comparison of Rosemary and Mefenamic Acid Capsules on Menstrual Bleeding and Primary Dysmenorrhea: A Clinical Trial(月経出血および原発性月経困難症に対するローズマリーおよびメフェナム酸カプセルの比較:臨床試験)

ローズマリーの小話

ローズマリーの学名が変わった

ローズマリーの学名は、2017年に変わりました。これまではRosmarinus officinalis (ロスマリヌス・オフィキナリス)でしたが、2017年からSalvia rosmarinus (サルヴィア・ロスマリヌス)に変更されています。

もともとの学名は1753年に植物学者リンネによって命名されたもので、当時は植物を花や葉の形態や構造で分類していました。近年の科学の進歩によって、1998年にDNA解析による分子系統学に基づいたAPG分類体系が確立されました。
そして、2017年に発表された研究*によってローズマリーは、Rosmarinus(マンネンロウ)属ではなく、セージと同じSalvia(アキギリ)属の分類へと変わりました。

こんな時におすすめ

  • 認知症の予防になにか始めたい
  • エイジングケアをしたい
  • 喉の症状が気になる
  • 頭痛や偏頭痛が気になる

コメント

コメントする

目次