わたしは、妊娠30週のときから2度、逆子ちゃんを経験しました。
妊娠30週で行うスクリーニング検査では頭が下になっていたのに、その後の妊婦健診を待っている間の15分の間に逆子になっているという、、。
それからは健診に行くたびに頭が下になったり、上になったり、とにかくクルクル回っていました。今思うと可愛いのですが、手術が伴うことなので逆子が発覚するたびにどんよりしていたのも事実(T_T)
最終的に妊娠36週、臨月に入ったときの健診で逆子から頭が下に戻り、定着しました。
35週の時点ではまだ逆子だったので、逆子なおしのために必死になってやっていたことが効果を発揮してくれたのかなぁと思っています^^
みなさんに当てはまるかはわかりませんが、少しでもだれかの参考になるといいなと思うので、シェアします〜。
逆子の原因(わたしの場合)
まず、逆子ちゃんの原因って、人それぞれみたいなんです。
その原因、というか理由はママによるものから赤ちゃんによるものまで様々。ママの子宮の形、赤ちゃんの足の向き、羊水量、身体の冷えなどなど…。
そんな中でわたしの場合はこれかな?と思うのが「下半身の冷え」でした。
10年くらいデスクワークをしていて、家でも座っていることがほとんど。おしりから足にかけての冷えが異常なほどです。お風呂に入ったあとも冷たく、おしりに関しては妊娠してからただ立っているだけの状態でもセルライトが(;_;)
思い返すと下半身を重点的に温めている期間には逆子がなおってくれていました。気を抜いて温活をお休みするとまた逆子に…。
全員に当てはまることではないと思うのですが、下半身に冷えがある=太ももやおしりを触ると冷たいひとは、わたしがシェアする方法を試す価値があるかもしれません^^
逆子なおしのためにやったこと10個
- サロンで鍼灸
- 自宅でのお灸
- 気がついたら湯たんぽ
- 温かい飲み物を飲む
- 腹巻き、レギンス(ズボン)を履く
- 長靴下か膝下の着圧ソックスを履く
- お風呂で湯船に浸かる
- お風呂上がりにアロマでリラックス
- 逆子体操
- 赤ちゃんへの声かけ
サロンで鍼灸
出産予定の育良クリニックには、院内サロンがあります。
もともとそこで妊娠初期から腰痛のためのマッサージや鍼灸をお願いしていたのですが、逆子のための鍼灸もあったので、35週の時と36週の検診前にお世話になりました。
この2回のおかげで確実に回ったかどうかはわからないのですが、自宅でのお灸の仕方を教えていただいて、本格的な温活に目が向いたのは、院内サロンがきっかけでした。行ってほんとうに良かったです^^
お灸は、子宮を温めるツボや羊水量を増やすツボなど。東洋医学では、お腹の赤ちゃんの性別によって微妙にツボの位置が変わるらしいです^^
鍼は刺されているところを見ていないのですが、ふくらはぎの内側のほうに刺していたと思います。
鍼灸師さん(兼 助産師さん)がお腹を触って今逆子かどうかも教えてくださったのに感動しました…!36週の健診前に行ったときには「これは逆子とは断言できないですね〜ごめんね〜」と言っていたのですが、その後の健診で頭が下になっていることが発覚しました^^
鍼灸師さんは、きっと頭が下になっていると思っていたけど万が一違った時にぬか喜びさせてしまったらいけないと思って言わなかったのかなぁと勝手に思っています(笑)
今まで逆子の鍼灸以外の施術も含め、2名の方に担当していただきました。おふたりとも人柄がよく、明るくて、施術中も和やかな気持ちでいられました。助産師さんでもあるので、妊娠・出産に関しての質問を気軽にできるのも有難い時間でした。
▼ 料金など、簡単に載せておきます。(逆子は30分のコース)
| 60分マッサージ 60分鍼灸マッサージ | 妊娠初期から受けられます | 7,700円 |
|---|---|---|
| 90分マッサージ 90分鍼灸マッサージ | 妊娠中不可 産後直後から受けられます | 11,550円 |
| ※30分逆子(28週以降) ※30分陣痛促進(37週以降) | ※初回予約不可 初回の方60分鍼灸マッサージをご予約ください | 3,850円 |
自宅でのお灸
院内サロンでもしていただいた、子宮を温めるツボと羊水量を増やすツボに毎日お灸をしていました。
赤ちゃんがよく動いているときにお灸をするとより効果的だそうです。
わが子は常に動き回っている気がするほど胎動が激しかったので、時間がある時にお灸をしていました。
火を使わないタイプもありますが、火を使わないタイプを使っていました。
羊水量を増やすツボは足の小指にあり、火を使わないタイプのせんねん灸は大きくて使えないのですが、子宮を温めるツボには火を使わないタイプの方が便利です。
気がついたら湯たんぽ
内側から温めても、わたしのおしりや脚はとにかく冷たいので、湯たんぽで外側からも温めていました。
眠るときは特に!
逆子がなおってから、夜薄着で寝て朝には下半身が冷え冷えになっていたことがありました。しかもその次の健診でまた逆子になってしまいました(T_T)
それからは湯たんぽはなるべく使うようにしています!逆子がなおって本当によかった……。わが子の場合はほんとうにわたしの下半身の冷えが原因で逆子になっていたように思えます。
わたしは、上半身は暑く火照って感じるのに下半身は冷えている「冷えに気がついていないだけ…」ということタイプな気がします。
東京はすこし暑い日がちらほらありますが、そういう日も自分を過信せず(笑)、ぬるめの湯たんぽを作って腰に当てたり足の間に挟んで眠るようにしています。ぬるく作ると心地よく寝られます。
この習慣は産後も続けられたらいいなぁと思っています!
温かい飲み物を飲む
当たり前ですが、飲み物(食べ物も)は体内に直接流れ込むので、なるべく常温か温かくした飲み物を飲むようにしていました。
ハーブティーを飲む習慣があるので、夜は特に胎動が激しくなるので回ってくれるチャンス。温かい飲み物を飲んで、体内からも温めてあげた方がいいのかなぁと思います。
ハーブティーを飲む習慣があるので、朝晩の飲み物は大体ホットなのですが、アイスクリームにハマってしまった時期があり…。
そんな時には、効果のほどはわかりませんが、温かいお茶を飲みながら食べたり、湯たんぽをあてながら食べたりしていました(笑)
腹巻き、レギンス(ズボン)を履く
腹巻きやレギンスを履いて、冷える箇所をとにかく覆う。というのを意識していました。
レギンスは普段の生活でも履いていたので、わたしほどの冷えに効果抜群というわけではなさそうです。
でも就寝時に、長めの腹巻きをおしりのほうまで伸ばして巻く習慣は、冷えが改善したと思います!
長靴下か膝下の着圧ソックスを履く
足首を冷やすのはよくない、と鍼灸師さんにも教えていただいていたので、長靴下やゆるめの着圧ソックスは常に履くようにしていました。
着圧ソックスは膝上まである長いものだと、お腹が大きい時期に脱いだり履いたりするのが不便だったので、膝下のものを使っていました。(身長が低くて長いものが合わないというのもありますが^^;)
eume(イウミー)は着圧が強すぎず、わたしの太めのふくらはぎでも苦しくなかったので、妊婦さんにはかなりおすすめです!ちなみに、公式サイトでは膝下のものはもうありませんでした…。
お風呂に浸かる
39度前後の熱すぎないお風呂にほぼ毎日浸かっていました。
湯たんぽもそうなのですが「湿」の温かさというのは身体の芯から温めてくれるそうです。(ホッカイロは乾いた暖かさで身体の表面だけを温めるらしいです、鍼灸師さんに教えていただきました)
わたしの場合、お風呂の中でもそけい部が冷え冷えということが常でした。
なので、身体の冷えと同時にむくみに対してもケアできるフィトテラピーを実践していました。
▪︎冷え・むくみ解消バスソルト
天然塩(死海の塩がおすすめ)大さじ3杯
サイプレスの精油 2滴
使い方は、この2つの材料を適当な容器に入れて軽く混ぜ、馴染ませてからお風呂に入れて溶かすだけ。
精油だけをお風呂に垂らすのでは、精油は油溶性なのでお湯に馴染まず浮いてしまうだけなので、お塩に馴染ませてからお湯に溶かします。天然塩は、身体を芯から温めてくれるので高すぎない湯温でも15-20分入浴すれば、ぽっかぽかになります!
就寝前にアロマでリラックス
夜眠る前のルーティーンが入浴 → ハーブティー → 歯磨き → 逆子体操 → 就寝 だったのですが、逆子体操をするときはなるべくお腹が張っていないリラックスした状態が好ましいということだったのでアロマオイルでの芳香浴を活用していました。
上の子が香りに敏感なので、自分の近くにだけ香るようデュフューザーなどは使わず、アロマストーンに好きな香りの精油を数滴垂らして寝室に持っていっていました。
今回妊娠してからは、今まであまり好きではなかった柑橘の香りがとっても好きになりました。なので、オレンジスイートやゆずの香りを香らせることが多かったです^^
逆子体操
そして、もちろん逆子体操をしていました!
逆子体操はきっとお医者さんの中でも賛否両論あるとは思いますが、、わたしも絶対逆子体操のおかげで赤ちゃんの向きが変わったかと言われるとよくわかりません。
ただ、逆子体操をしたあとはかなり活発に動いていました。
逆子体操はうつ伏せでやるものと、腰を上げて仰向けでやるものがありますが、就寝前にはうつ伏せでやるポーズをしていました。腰痛があり、その方が楽だったんです。
でも実際に赤ちゃんが回ったかなと思ったのは、仰向けになって眠っている最中でした。はじめは横向きで眠り始めるのですが、気づいたら寝返りをして仰向けになっていることが多々あり。激しい胎動で目が覚める時は、大体仰向けだったんです。でもママのお腹の形や皮膚の柔らかさにもよると思います。
妊娠30週から36週の間までは、帝王切開の手術が怖すぎてどうしても逆子をなおしたかった気持ちが強いあまりに、夜中に胎動で目が覚めて、そのまま寝ぼけ眼で逆子体操をする……ということも何度かありました^^;
(そんな時にもアロマオイルは不安な気持ちに働きかけてくれたりするので、おすすめです。。)
ちなみに、わたしの場合は、赤ちゃんが回る瞬間(逆子がなおった瞬間と逆子になった瞬間。笑)は、にょろ…にょろ…ドコドコッ!という感じでした。
スクリーニング検査後から妊婦健診を待つ15分の間で逆子になってしまった時も、「なんかちょっと激しく動いたかな?」程度にしか感じなかったのをはっきりと覚えているので、赤ちゃんの向きが変わるのがわかりづらいタイプだったと思います。
お腹の中のスペースが大きいからか、今回の妊娠では臨月に入るまでにゅるりんという胎動も感じませんでした。
赤ちゃんへの声かけ
通っていた院内サロンの鍼灸師さんが、わたし以上に赤ちゃんに優しくたくさん声をかけてくれる方でした。
そこで「あ。わたし全然赤ちゃんに話しかけてなかったかも」と気づいて、その日から毎日「大好きだよ」「ママ、お腹あっためるから頭を下にしても心地よくなるからね」などと声をかけるようにしました。
お風呂に入っている時やご飯を食べ始める前など、お腹の中の状態が変化しそうな時にも「お風呂あったかくて気持ちいいね〜」「今からご飯食べるから、ちょっと狭くなるよ」などと話しかけていました。
そうすると、帝王切開の手術の恐怖や不安が少し薄れて、赤ちゃんが健康でお腹の中で育ってくれているだけでも幸せなことだなぁって思えたんです。そういうポジティブなママの感情には赤ちゃんもしっかり応えてくれるんじゃないかなと思いました^^

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